昔、「なごみ」のお父さんはヒラタケというきのこを作っていましたが、
うまくいきませんでした。貧乏のどん底になったお父さんはお母さんにはげまされて、
「どげんかせにゃいかん」と一生懸命働きました。
ある日、シイタケ菌床栽培という新しい栽培方法に出会いました。
このシイタケは「サンマッシュ」と言うそうです。
「これは凄い」、お父さんには心に響くものがありました。
「このキノコには夢が詰まっている!」
やっと素晴らしいシイタケを作れるようになり、市場にも大人気です。
まだまだ生活は苦しいのですが、きのこ栽培で困っている人がいることに気がついて、
2回目の「どげんかせにゃいかん」と立ち上がりました。
お父さんの男気全開です。困り顔のお母さんですが、実はそんなお父さんが大好きです。
いつしかお父さんの周りには、大勢の人が集まり、皆一緒にシイタケを作りましょうか。
お父さんは、周りの皆が幸せになることが一番うれしいことなのです。
そして、日本中からの「一緒にやりたいナー」という声に応えて、ついに出ました!
3回目の「どげんかせにゃいかん」。
全国の皆が一緒に栽培して出荷するのなら名前を統一しなくてはいけないでしょう。
皆で協力して「和」をもって作るのだから、「和=なごみ」にしよう。
「なごみちゃん」の誕生です!
これからすくすくと育っていく「なごみちゃん」をよろしくネ
お父さんは今日も日本中を駆け回り
お母さんは家で「なごみちゃん」とお仕事です。